フロント提灯の作り方(基部/on ATバンパー)
ども〜こんにちは。おじゃぷろです。
年末の忘年会シーズン、いかがお過ごしでしょうか。
僕は年末もカロリー!で乗り越えて参りますよ〜
今回はフロント提灯の大事なところ、基部の作り方です。
(ATバンパーに乗せるタイプですので
作る場合は、各々のマシンに合わせて改造をお願いします)
では早速、用意するものは以下の通り〜
- MSブレーキセット x2
- 皿ビス(5−6mmぐらい、バンパーレスユニット付属のが手に入りやすい)
- 19mmローラー用ゴムリング
- プラスペーサー(4mm*3mmぐらいのもの)
- リューター
- ダイヤモンドディスク
- 5mmぐらいの円柱状のビット
- ニッパー
- 定規
- 2.1mmのドリル刃&ピンバイス
おおまかに作成する部位は3つあります
- ヒンジ部(ATバンパー側)
- ヒンジ部(フロント提灯側)
- ヒンジ軸
ヒンジ部(ATバンパー側)
まず、MSブレーキセットのにぎりこぶしが2つあるパーツを使います
握りこぶし側のでっぱりを取ります(タミヤテープで覆っているところ)
両方の握りこぶしの内側半分を切り取ります
握りこぶしの穴を2.1mmに拡張します
握りこぶしの根本側を半円状に削ります
テンションゴム引っ掛け用の切れ込みを入れます
ヒンジ部(ATバンパー側)完成
※走行回数多い人は1~2ヶ月ほどで壊れてしまうので、予め作りだめしておくと便利です
ヒンジ軸
MSブレーキセットの長いシャフトを55mmぐらいに切ります
MSブレーキセットのブレーキをつける方のパーツを約半分に切ります
(中央の出っ張りを避けるように)
ニッパーなどで画像の形状に加工します
シャフトに差し込みます
この右の形状のおかげで”提灯の開度リミッタ”になりますが
このままだと、提灯の開度が15度ぐらい(開かない)/60~70度(開きすぎ)セッティングになるので、40〜45度になるように
シャフトが穴の形状に収まった状態から30度捻ります。
(シャフトの一番径が広い山が穴の径が狭い角度になるように)
瞬間接着剤で固定します。(浸透しやすい低粘性がオススメ)
これで完成〜。
ヒンジ軸(フロント提灯側)
フロント提灯側のヒンジ軸、MSブレーキセットの握りこぶしがあるパーツをもう一つ使います。
(っと、MSブレーキセット在庫切れのため。。現状のフロント提灯の画像を載せます〜)
組み付け
ATバンパーの底を皿ビス用にザグって入れます
(ぬおおおおブレとる・・・!)
こんな感じに出てきます。
ヒンジ部を入れます
ナットで止める(ソフトボンドをちょいビスに絡ませるとゆるみにくくなります)
(蛇足ですがシャフト入れるとこんな感じ)
ATをユニットに組み込む
アウターユニットのATマウント部を地面と平行になるよう削り、ビスを立てます
プラスペーサーをATバンパーを乗せる場所の根本に挟み込みます
(プラスペーサーの高さが基準スラスト設定になります。スラストの調整はここで行い、基準スラストを強く/弱くしたり、バネの力とナットの締め具合でスラストへの影響度を調整できます。走行状況によって局所的にスラストを強くさせたり、瞬間的にマイナスにさせることもできます)
ATを乗せます
ゴムリングを引っ掛けます
ヒンジ軸を通してフロント提灯を組み入れます
フロント提灯側にゴムリングを引っ掛けます(リフターになります)
※そのままだと強めのリフター(スパッと上がる)になります。
ゴムリングを大きく伸ばしておくと、弱いリフター(ふわっとした挙動)ができます
ヒンジ軸にMSブレーキセットのゴムチューブを切って入れ、ズレを抑えます
これで完成
フロント提灯の型データ
フロント提灯のボディ側についてはそれぞれの型があるかと思います。
僕の型についてはデータを公開していますので、ご興味があればお使いください〜
MS3のフロント提灯構造を公開することにしました
— 𝙊𝙅𝘼𝙋𝙍𝙊; //おじゃぷろ (@OJAPRO) 2017年2月7日
今回はその第1弾、フロント提灯の図面の公開です。
寸法通りにシールに印刷し、キャッチャーに貼って線通りに切るとできます。
(ついでにアイアンテールとかボディのマスキングラインとかも入れました)
よろしければどうぞ~ pic.twitter.com/yL4b6UAP5H