おじゃぷろの"とりま"

Twitterで言い切れないとか収まりきらないことを”とり”あえず、”ま”とめておく何か

ロータリードライブ

こんばんは。おじゃぷろです。

 

そろそろ2018年にさしかかり、年末いかがお過ごしでしょうか。

私は忘年会が続き、まだまだ終わりそうにない2017年でございます。

 

さてさて。今回は駆動とシャフトについて〜

 

現在、ほとんどのマシンは6角シャフトを車軸に使っているかと思いますが、

よりシャフトに適した”精度が高く”、”動力伝達に強い”素材があります。

SFMのプロペラシャフトに使われている2mmのシャフトです。これを車軸に使います。

加工時の独特なおにぎり型の断面から”ロータリー(ドライブ)”と呼んでいます。

上級者向けではありますが、1段階・2段階より強い駆動を目指す方におすすめです。

 

f:id:ojapro:20171227051420j:plain

 

メリット
  • 6角シャフトと比べて、エネルギーロスが少なく、駆動が力強くなる
  • プロペラシャフトに使える高い精度のため、(車軸起因の)ホイールのブレが少ない
  • 結果、今までにない速さが得られる(高速度域〜)
デメリット
  • タイヤの交換・ギアの交換がわりと面倒
  • 調整にけっこう時間がかかる

 

それでは、早速作り方です〜

 

用意するもの
  • プロペラシャフトB(2mm径)
  • 両軸用スパーギア3つ
  • リューター
  • 4mm径 x 0.5mm厚 のステンレスパイプ
  • 打ち込み用トンカチ

 

治具作成

治具を2種類作ります

 

1,ギア打ち込みサポート用パイプ

4mm径 x 0.5mm厚 のステンレスパイプを8cmほど切ります

(切断面で怪我をしないよう気をつけてください)

 

f:id:ojapro:20171227042633j:plain

f:id:ojapro:20171227042754j:plain

 

 
2,ギア加工サポート用パーツ

両軸スパーギアの3つの点に沿って正三角形に加工します

f:id:ojapro:20171227042939j:plain

f:id:ojapro:20171227043005j:plain

 

治具はこれで完成です。

 

シャフト加工

プロペラシャフトBを両端からピニオンギア幅分ほど切ります

(必ず両端を切ります。片側だけでは後で620ベアリングの穴に通らない可能性があります)

f:id:ojapro:20171227043246j:plain

f:id:ojapro:20171227043326j:plain

 

f:id:ojapro:20171227044310j:plain

 

ギア加工サポート用パーツ(2つ)に打ち込みます

 

f:id:ojapro:20171227044722j:plain

(ピントが合ってないのスンマセン)

シャフトが両端1cm出るように調整します。

置いた時、転がらないようサポートの三角形で支えるように回転させて調整します

f:id:ojapro:20171227044814j:plain

f:id:ojapro:20171227044949j:plain

 

両端1cmほどシャフトが飛び出ている状態で

真上からリューターを当て、シャフトを削ります

(削った表面は平らになるように、傾かせず当てます)

f:id:ojapro:20171227045255j:plain

これを3回、サポートの三角形に合わせて回転させながら削ります

すると、断面がおにぎり型の”ロータリーエンジンの回転子”のような形状になります

(削った後のバリは柔らかいスポンジやすりで取ります)

f:id:ojapro:20171227045854j:plain

f:id:ojapro:20171227045906j:plain

 

ギア側の加工

ギアが舐めにくいよう、ギアの固定位置を加工します。

(これは人によってやりかたが違うようです。ここでは”おにぎり型”に加工するやりかたでご紹介します。他にはヤスリで傷つけるやりかた、リューターで多角形に切削するやりかたもあります)

 

ギアボックスの幅を両端の”おにぎり型”のように加工します。これも3回回転しながら削ります

f:id:ojapro:20171227050606j:plain

f:id:ojapro:20171227050622j:plain

f:id:ojapro:20171227050638j:plain

f:id:ojapro:20171227050707j:plain

 

組み付け

 スパーギアに2cmほど打ち込みます。

(この時、打ち込みサポート用パイプを使うと便利です)

f:id:ojapro:20171227051021j:plain

ユニットに片足入れます

f:id:ojapro:20171227051112j:plain

打ち込みサポート用パイプを反対側から挿します

f:id:ojapro:20171227051211j:plain

縦にして上からシャフトを打ち込みます

f:id:ojapro:20171227051244j:plain

ギアが真ん中にセットできたら620を入れます

f:id:ojapro:20171227051355j:plain

 

ギアを調整します。左右、上下にブレがあれば修正または再度打ち込みします

その後、シャフトを回転・調整しながら接着剤でギアを”完全に”固定します。

(↑これ重要)

f:id:ojapro:20171227051420j:plain

 

こんな感じで”ロータリー”なシャフトと駆動ができます。

 

 

Q&A

Q,どれぐらい効果あるの?速くなるの?
A,1ランク上のモーターへ切り替えるぐらいに速くなったとのことです。(使ってみた人曰く)

 

 

Q,ギアが交換しにくいのでは
A,交換したいときはニッパーで割ってから新しいギアを入れます。ガンバです(´・ω・`)

 

Q,打ち込み用パイプは必須?
A,必須ではありませんが、便利です

 

Q,なかなかギアの回転精度が出ない
A,ズレた状態から矯正するしくみを検討中です。それまでは何卒、試行錯誤でおねしゃすm(_ _)m

 

Q,中空2mmペラシャでもいい?
A,断面を”おにぎり型”にするには難しいですが、作成は可能です。強度や舐めやすさについて弱いので、改善は必要かと思います。

 

Q,駆動の遊びがなくなるのでは
A,遊びをなくすためのしくみです。

遊びをなくすための駆動はこちらでもご紹介しておりますので、よろしければご覧ください〜

 (おそらく、全ての遊びをなくせば衝撃はピニオンギアが受けることになります。その時はピニオンギアが受けて壊れるなり堪えるべき、という考えです)

ojapro.hatenablog.com

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フロント提灯の作り方(基部/on ATバンパー)

ども〜こんにちは。おじゃぷろです。

年末の忘年会シーズン、いかがお過ごしでしょうか。

僕は年末もカロリー!で乗り越えて参りますよ〜

 

今回はフロント提灯の大事なところ、基部の作り方です。

(ATバンパーに乗せるタイプですので

作る場合は、各々のマシンに合わせて改造をお願いします)

 

では早速、用意するものは以下の通り〜

  • MSブレーキセット x2
  • 皿ビス(5−6mmぐらい、バンパーレスユニット付属のが手に入りやすい)
  • 19mmローラー用ゴムリング
  • プラスペーサー(4mm*3mmぐらいのもの)
  • リューター
  • ダイヤモンドディスク
  • 5mmぐらいの円柱状のビット
  • ニッパー
  • 定規
  • 2.1mmのドリル刃&ピンバイス

 

おおまかに作成する部位は3つあります

  • ヒンジ部(ATバンパー側)
  • ヒンジ部(フロント提灯側)
  • ヒンジ軸

 

ヒンジ部(ATバンパー側)

 まず、MSブレーキセットのにぎりこぶしが2つあるパーツを使います

f:id:ojapro:20171210233152j:plain

 

 握りこぶし側のでっぱりを取ります(タミヤテープで覆っているところ)

f:id:ojapro:20171210233404j:plain

f:id:ojapro:20171210233426j:plain

f:id:ojapro:20171210233524j:plain

 

両方の握りこぶしの内側半分を切り取ります

f:id:ojapro:20171210233659j:plain

f:id:ojapro:20171210233713j:plain

 

握りこぶしの穴を2.1mmに拡張します

f:id:ojapro:20171210233840j:plain

f:id:ojapro:20171210233850j:plain

 

握りこぶしの根本側を半円状に削ります

f:id:ojapro:20171210233953j:plain

f:id:ojapro:20171210233958j:plain

 

テンションゴム引っ掛け用の切れ込みを入れます

f:id:ojapro:20171210234426j:plain

ヒンジ部(ATバンパー側)完成

※走行回数多い人は1~2ヶ月ほどで壊れてしまうので、予め作りだめしておくと便利です 

ヒンジ軸

MSブレーキセットの長いシャフトを55mmぐらいに切ります

f:id:ojapro:20171210234529j:plain

 

MSブレーキセットのブレーキをつける方のパーツを約半分に切ります

(中央の出っ張りを避けるように) 

f:id:ojapro:20171210234634j:plain

f:id:ojapro:20171210234803j:plain

 

 ニッパーなどで画像の形状に加工します

f:id:ojapro:20171210234850j:plain

シャフトに差し込みます

f:id:ojapro:20171210234937j:plain

 

この右の形状のおかげで”提灯の開度リミッタ”になりますが

このままだと、提灯の開度が15度ぐらい(開かない)/60~70度(開きすぎ)セッティングになるので、40〜45度になるように

シャフトが穴の形状に収まった状態から30度捻ります。

(シャフトの一番径が広い山が穴の径が狭い角度になるように)

f:id:ojapro:20171210235328j:plain

 

瞬間接着剤で固定します。(浸透しやすい低粘性がオススメ)

f:id:ojapro:20171210235756j:plain

 これで完成〜。

 

ヒンジ軸(フロント提灯側)

フロント提灯側のヒンジ軸、MSブレーキセットの握りこぶしがあるパーツをもう一つ使います。

(っと、MSブレーキセット在庫切れのため。。現状のフロント提灯の画像を載せます〜)

f:id:ojapro:20171211000457j:plain

f:id:ojapro:20171211000447j:plain

f:id:ojapro:20171211000326j:plain

 

組み付け

ATバンパーの底を皿ビス用にザグって入れます

f:id:ojapro:20171211000757j:plain

(ぬおおおおブレとる・・・!)

 

f:id:ojapro:20171211000841j:plain

こんな感じに出てきます。

 

ヒンジ部を入れます

f:id:ojapro:20171211000937j:plain

ナットで止める(ソフトボンドをちょいビスに絡ませるとゆるみにくくなります)

f:id:ojapro:20171211001007j:plain

(蛇足ですがシャフト入れるとこんな感じ)

f:id:ojapro:20171211001216j:plain

 

ATをユニットに組み込む

アウターユニットのATマウント部を地面と平行になるよう削り、ビスを立てます

f:id:ojapro:20171211001442j:plain

f:id:ojapro:20171211001613j:plain

 

プラスペーサーをATバンパーを乗せる場所の根本に挟み込みます

(プラスペーサーの高さが基準スラスト設定になります。スラストの調整はここで行い、基準スラストを強く/弱くしたり、バネの力とナットの締め具合でスラストへの影響度を調整できます。走行状況によって局所的にスラストを強くさせたり、瞬間的にマイナスにさせることもできます)

f:id:ojapro:20171211001656j:plain

ATを乗せます

f:id:ojapro:20171211002807j:plain

f:id:ojapro:20171211002836j:plain

ゴムリングを引っ掛けます

f:id:ojapro:20171211002927j:plain

ヒンジ軸を通してフロント提灯を組み入れます

f:id:ojapro:20171211003004j:plain

フロント提灯側にゴムリングを引っ掛けます(リフターになります)

※そのままだと強めのリフター(スパッと上がる)になります。

ゴムリングを大きく伸ばしておくと、弱いリフター(ふわっとした挙動)ができます

f:id:ojapro:20171211003329j:plain

ヒンジ軸にMSブレーキセットのゴムチューブを切って入れ、ズレを抑えます

f:id:ojapro:20171211003402j:plain

 

これで完成

 

f:id:ojapro:20171211003545j:plain

 

 

 

 

 フロント提灯の型データ

 

フロント提灯のボディ側についてはそれぞれの型があるかと思います。

 

僕の型についてはデータを公開していますので、ご興味があればお使いください〜

ホエイルシステム MS4.0

画像

f:id:ojapro:20170304232503j:plainf:id:ojapro:20170304232508j:plainf:id:ojapro:20170304232514j:plain

f:id:ojapro:20170304232459j:plainf:id:ojapro:20170304232518j:plain

※ボディは外しています

概要

MS3.x系から新しくフルモデルチェンジ。
新しい概念を元に、よりコーナーを速く・緊急時の危険回避性の向上を目指して
進化したホエイルシステム。

 

構成

全体
  • おじゃぷろ式フレキ

 

フロント提灯
  • キャッチャーから整形された提灯構造

 

ノーズ
  • 【New】アンカー
  • フロントタイヤ(ハードタイヤ)
  • フロントブレーキプレート

 

テール

 

!アンカーとは…
危機回避性/カスタマイズ性を重視した"1本の軸"を起点に動作するバンパーのこと
バンパーの中心に"軸"が立っており、軸を中心にバンパーが前後、左右、上下に動く。
可動範囲をバンパー外で制御する。

 

▽マシンについて

MS4.xへ再構築のため"マシンの完成度"に関するもの(安定性やLC対策など)はゼロからスタートしています。

一方で、緊急回避性の基礎構造の追加・今まで優先度が低かったコーナー速度の対策があり、
より"結果的に入る・周回時間の短縮"へのアプローチをし始めました。
今回はその第1弾になります。
(RPGでいうところの"自動復活の魔法"を目指してます)

現在のセッティングは全体的に課題を残しつつも、ある程度安定領域に収まりました。
先行して導入している方々が実績を残しているため、ポテンシャルの高さを実感しつつ
今後の"完成度の向上"が当面の目標です。

概念

多層ジェルボール

!多層ジェルボールとは…
MS3系までの"矢の性質"に替わる進歩した概念。
ミニ四駆は"性質の領域分け"がより本質に近い解釈とする仮説のイメージ。
より自由・柔軟な発想を持つことができ、今後の進化の方針も推察できます。

※詳しくはまた今度書きます


後記

今回は概念を含めて刷新とあって、再構築の長い道のりをのんびり開発してました。

アンカーの開発・検証・導入していただけたミヤジさんやフォースラボの方々ありがとうございます。
アンカーは開発途中でしたが次第に実績が出始め、リリース前に実績が出ているという
今までにない状態での開発でとても励みになりましたw
(うまくいかなさ過ぎて、途中挫折気味でしたけどw)

しかし、まだまだ問題はあります。
LCはLDPの速度域まで、まだノーズアンカーが作りにくい、たまにコーナーでめくれるなどなど。

今後の課題は"安定性と完成度"ですね。


MS3.xをレアカードのレベルMAXだとすれば、MS4.xはスーパーレアカードのレベル0のようなものですw
では、そんな感じで~。今後ともよろしくっす(`・ω・´)ゞ