おじゃぷろの"とりま"

おじゃぷろがミニ四駆や趣味について”とり”あえず、”ま”とめておくブログ

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強いマシンの第1歩とかアプローチとか

(前置き)強いマシンの考え方についてちょいと書き出した第1弾。

そんなに実績を残していない人の思ったことをツラツラと書いているものなので、興味があれば~というスタンスの記事です

速いと強いは違う

最近数ヶ月ほどDRiBARさんにお世話になっているのですが、この間店長と話しているうちに速いと強いは違うよねーという話になって。

速いマシンはよくあるけど、強いマシンって一握りなんだよねって話をしてました。

(ここで言う強いマシンとは勝ち上がり型レースで勝率の高いマシンのことを指す)

速いマシンは、パワーソース向上と抵抗軽減という命題がはっきりしているけども、

強いマシンって雲をつかむようで大概結果論なんですよね。

しかし結果論でありながら、強いマシンというのは存在するわけで。

ということは、何かしらの方程式があって、それに近いマシンが強いんだろうなぁと考えられるんじゃないかなーと。

 

強いってなんぞ?

たぶんモヤッとしている人もいるんじゃないかと思います。そんな方程式が明確ならそれになぞらえているわ~とか、そんなんいつも考えているわ~とか、そもそもそんなんわからんわ~とか。

実は僕もわかりません。なんとなく思ったふわっとしたもの。

しかし、そんなふわっとしたものに手も足も出ないかというと、そうでもなさそうなんです。要素を分解してみると。

さっき強いとは勝ち上がり型レース~という注釈をつけたので、強い=勝ちやすいと定義してみます。

”勝つ”ということは。公式なら

  • 1度もコースアウトしない
  • レースメンバー中(コースアウトしないメンバーの中で)最速タイムで周回する

レースは大概、これさえ守っていれば必ず優勝できる構図になっている。

  • コースアウト
  • タイム

要素としてはそれだけ。そして優先順はどうなっているかというと、

コースアウトしてはタイムの意味がなくなるので、

  1. コースアウト
  2. タイム

この順で優先させるべき、ということは最優先すべきは『安定性』という方針が浮かんできました。

 

安定性とは

先ほどの最優先すべき『安定性』について考えてみましょ。

『安定性』とは一体何なのか。(※考えてみてほしい)

僕は「結果的にコースに入る性質」だと捉えています。

マスダンとか、フレキとか、提灯とか、スラダンとか、スタビは本質ではなくて、

「結果的にコースに入る」ために考える。

ここでしてはいけないのは『速さ』とトレードすること。

まず考えるべきは『安定性』そのものであって『速さ』ではない。

純粋な『安定性』を確立することが優先と考える。

 

ここで着目したい『安定性』を組み立てるための要素は

  • 空間
  • 時間
  • 性質
  • 収束(拡散)

空間・・?何のこと?と思うぐらいに飛んでしまったけれども、↓のように考えてみる

「結果的にコースに入る」ためにマシンを小さくという「空間」。

「結果的にコースに入る」ためにより早くコース内に入るユニットという「時間」。

「結果的にコースに入る」ためにどこからでも入りやすい車体という「性質」

そして、↑の例えは”収束”についての1例で他にもあるし、”拡散”についても違う例がある。(※これはそれぞれ考えてもらいたいっす)

 

そうすると、たくさんのコンセプトが見えてくる。そこから統廃合や選択と集中を繰り返して概念の全体像を作って、パーツで実現する。

この時、今までにあった全てを見直して再構成する。より良い在り方が見えたなら作り直す。無い領域があるなら考え出す。作ったなら試す。その後フィードバック。

この時、大切なのは『パーツ同士の相性・概念的な辻褄を合わせる』こと。

 

例えば

マスダンパーとサスペンションを装備していて、マスダンパーがサスペンションの衝撃吸収時に余計な衝撃を与えてしまっているとか。(その場合は前サスペンション・後ろマスダンとか住み分けしたり、どちらかだけを採用したり、辻褄を合わせる。僕はマスダンパーとサスペンションの効果タイミングを分けて、サスペンションが効果を発揮した後に残った”跳ね”をマスダンパーで抑える、という辻褄の合わせ方をしている)

 

そうした結果『安定性』を突き詰めたものが出来る。

例えライバルと同じ速度でも、勝つ確率はより高いものになる。

これを意識するだけでも、より”強い”マシンができる。

 

あとがき

強いマシンの構築について第1弾でした。

あくまで僕の組み立て方にすぎません。他にもいろいろなやり方はあると思います。

しかし、もし迷っている人がいるのなら。一つの指標になればいいなーと思ってここに書いています。

それではまた〜